パスターKazの「いてくれてありがとう」(メールマガジンからの転記)

【 200番目の歌 】
先日「歌声ペトラ」という会合で200曲目の新曲が発表されました。ここ一年近く先に楽譜が作られ、それに私が歌詞を入れるという形の曲作りが継続されています。それまではいつも、私が先に歌詞を書いて、それに岩渕まことさんが曲をつけるという形だったのです。
音楽を聴きながら歌詞を考える作業は楽しいです。何度か聴いているうちに自分なりにその音やリズムにあったテーマや言葉が湧いてくるような気分になるからです。とはいうものの、まだまだ稚拙な歌詞だなぁと感じることがよくあります。
200曲目の歌詞はこんな感じです。

【イエスに今すぐ 】
祈ってみよう、今
祈ってみよう、今
祈ってみよう 今ここで
祈ってみよう イエスに今すぐ
心にやすらぎが

悲しい夜もある 寂しい朝も
救いはある きっと届く

祈ってみよう、今
祈ってみよう、今
祈ってみよう 今ここで
祈ってみよう イエスに今すぐ
心にやすらぎが

歌ってみよう 今
歌ってみよう 今
歌ってみよう 今ここで
歌ってみよう イエスに今すぐ
心に喜びが

泣きたい時もある 苦しい日々も
ひとりじゃない 主イエスがいる

歌ってみよう 今
歌ってみよう 今
歌ってみよう 今ここで
歌ってみよう イエスに今すぐ
心に喜びが

今回は3月の歌声ペトラから2週間しか間がなく、しかも、私の足の絶不調の中での歌造りでしたので間に合うかどうか気がかりでしたが、音源を送ってもらい何度か聴いているうちに言葉が出てきました。

祈ってみよう今。歌ってみよう今。とは痛みの中で私が自分の心に言っていた言葉でもあります。今、こんな状況だからこそ「希望を信じて祈れる」こんな状況だから「歌える」つまり「神に感謝できる」ということを考えながら痛みと向き合っていました。

希望は私自身の内側にあるのではなく、外側から情報がもたらされ、それを信頼したとき内側に届きます。「今を生きる」と言いますが、「今、祈る」「今、歌う」という神と向き合う時間は私たちの心の平静のためにとても大切な時間だと感じます。
「あれこれ思い煩うことをやめて、今、祈る」という姿勢が、忙しい時代だからこそ重要なことだと思うのです。祈りとは、神に「いてくれてありがとう」を伝える時間であり、賛美もまた神に「いてくれてありがとう」を喜びとともに伝える作業と考えることができます。
「いてくれてありがとう」を神にも、人にも伝えつつ生きる、それは幸せな生き方に通じると信じています。
いてくれてありがとう。

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