【天使が歌うハレルヤ】
夜空の星は輝き 羊たちは夢の中
そんな静かな野辺の出来事
天の御使いが伝える救いの君のお誕生
ダビデの町の粗末な馬槽(まぶね)に
天使が歌う ハレルヤ
夜空に響く ハレルヤ
羊飼いらは喜び 走り向かうベツレヘム
救いの君をひと目見ようと
神のみ恵み み救い もたらすために来られた
イエス・キリストを 喜び迎えよう
天使が歌うハレルヤ
一緒に歌おうハレルヤ
この歌詞は先月作った歌声ペトラ195曲目の作品です。
クリスマスを前にちょうど良い歌ができました。
もうかれこれ半年くらい、曲が先に作られて私のところに送られてきてそれに私が詞をつけるという形で新しい賛美歌が生まれています。
それはまるでジクソーパズルを完成させるような楽しさがあり、何度か曲を聴いているうちに、言葉のイメージが浮かんで来て、自分でも驚くほどのスピードで歌詞が完成します。ま、完成度については今は触れませんけれど…。(苦笑)
クリスマスの物語は決して「宮殿で生まれた王様」の話ではなく、粗末な馬小屋で生まれたキリスト、そして、拝みに来たのは当時の社会では最下層に近く、人からあまり信頼されていない羊飼いと外国人の学者という不思議な話です。
神からの喜びのメッセージが当時のユダヤの宗教者や学者たちには理解されず、社会の底辺の人たちや異邦人として軽蔑の対象でもあった外国人によって「理解され、崇められている」という聖書の物語は、まさに、それだからこそクリスマス物語として愛されているのでしょう。
神が社会の底辺に属している人たちを見捨てず、異邦人と呼ばれていて神殿でも内側の庭にさえ入ることができなかった人たちを軽蔑していないことを教える物語でもあるように思います。
12月、商店街はクリスマスモードですが、そもそもクリスマスって何だろうと考えてみると良いかもしれません。なぜ、クリスマスがこんなに身近な物語になっているのだろうと考えてみると、神の心優しさが根底にあるように思います。「あなたは私の目には高価で尊い存在だよ」「あなた方のために救い主を遣わすよ」と羊飼いたちや異邦人の博士たちに語りかける神の声が聞こえてくるような
気がします。
そして、その声はあなたにも届いています。だから、クリスマスって嬉しい出来事なのです。
いてくれてありがとう!