【歌のある幸せ】
「神は確かにクリスチャンの心に新しい歌を与えたもう。しかし、古い歌を新しい感激をもって歌い得ることも、また神の恵み
である。「古い」と言って軽視せず、「新しい」と言って敬遠せず、歌い慣れたと言ってそれにばかり執着せず、かの演奏会歌手が常にその演奏曲目を広げることを怠らないようにクリスチャンもまたその信仰の糧となる聖歌のレパートリーを増やすよう心がけるべきではないだろうか」(「聖歌」の前書きから抜粋 1969年)
これは「聖歌」を編纂した中田羽後先生の言葉です。クリスチャンであるなしにかかわらず、「歌」の存在は、大きな意味があります。歌は、喜びも悲しみも、祝福も祈りも、そして告白も、ひとりごとも、強烈なメッセージも音に乗せて運ぶことができるからです。人生を変えるほどの「歌」で出会えた人は幸せです。いつでも折にふれて思い出せる歌を持っている人は幸いだと思います。
私はいつ頃から音楽に興味を持ったのだろうと考えてみました。おそらくルーツは小学生の頃、群馬県前橋市の宣教師館で数ヶ月ほぼ
毎朝、弟と一緒に聴いたニュージーランドの宣教師が演奏するオルガンだったような気がします。弟は歌のレッスンを受け、私は付き添いでクッキーと紅茶をもらうのが楽しみでその人の部屋に行ったのですが、そのオルガンの音色の深さ、広さは、教会で聴いた他の人の演奏とは異なっていたように思いました。小さな普通のオルガンだったのに。その後、多くの音楽家の声や音に魅了されてきましたが、やはり生のコンサートに行って聴いたアーチストのものは別格という感じです。
ここ15年くらい、自分で賛美歌のような歌詞を少しずつ書いていますが、「聖書」の中身を少し理解しており、信じているものがあるとい
う前提で歌詞を書けることは本当に嬉しいことだと思っています。歌詞としても音楽としてもきちんとしたものが作れるようになればなぁ
と思います。ちなみに2013年4月の作品はこれです。
188 主イエスの祈り
主イエスの祈り 満ち溢れる愛のことば
主イエスの祈り 十字架から聞こえる
父よ 彼らを 赦してください
わたしのための 愛の祈り
主イエスの祈り 満ち溢れる愛のことば
主イエスの祈り 愛する弟子のために
嘆きのときにも 信仰失せぬよう
私のための 愛の祈り
主イエスの祈り 満ち溢れる愛のことば
主イエスの祈り すべての弟子のために
愛に溢れて ひとつになるように
私のための愛の祈り
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あなたの好きな歌はなんですか?
心に歌を歌えますように。
祝福を心から祈ります。