パスターKazの「いてくれてありがとう」(メールマガジンからの転記)

【わたしに耳打ち】

何が出来るというのか 大きな不安の中で
背伸びしてでも愛されたい自分と
疲れきっている自分とが言い争ってる
誰がこんな私を愛してくれるのだろう
誰がこんな私を愛してくれるのだろう

あなたがそこにいる存在そのものだけで
世界中の宝物より 尊いのだと
あの人は私に耳打ち


この歌詞は16年ほど前から続いているシンガーソングライターの岩渕まことさんとの「日本語による普段着賛美歌」の中の私の作詞による2曲目の作品です。
今194曲書き上がって曲ができているので、もうずいぶん昔の作品です。でも、最近この曲を聞きながらとても感動したのです。(こういうのを自画自賛と言います)
背伸びしてでも愛されたい自分、疲れきっている自分、その両方をいつも背負っている自分は、人間の現実なのかもしれないなと感じます。
そして、人によってこの歌詞の中にある「あの人」は異なるのかもしれませんが、私にとってはイエス・キリストです。
そして、この歌詞の中にすでに「いてくれてありがとう」の思想が色濃く描かれています。
悩んでいる誰かとの会話を思い出し、その人のために祈りながら、書きました。
そういえば、この歌は沖縄に向かう飛行機の中で書いたような記憶があります。
それにしても、良かったなぁ「私に舌打ち」じゃなくて・・・。
いてくれてありがとう。

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