歌詞が生まれた背景

1 日曜日

私の作品として記念すべき最初の曲。あまりはっきり答えを出さず、それぞれ歌う人や聴く人が感じてくれればいいはずだなどと勝手に考えて、ちょっとひねった歌詞になりました。いわば、考えすぎの歌詞ですね。って、何もむずかしいことはない作文のような詩ですけど。

この詩は、礼拝でイエス様に会えるのだという気持ちを単純に歌にしたものなのです。牧師が信徒を待っているようにも、聞こえてしまうかもしれませんが、そういう内容ではありません。そうではなく、礼拝の日にイエス様に会えるのだという喜びを、そして、それだけを歌った歌詞なのです。イエス様のそばにいられるだけで、私は何も要りませんというような気持ち、それが礼拝の日の気分なのです。
たまたま、そのころ、日曜日ごとに雨が多かったものですから、外は雨だというのに、という言葉が入っています。きわめてローカルな歌詞でもあります。
私はこの歌が礼拝で歌われるという想定はしていません。これは個人的な独白のような、イエス様を思う思いだけの詩です。でも、最初の、私が書いた最初の歌詞ということで紹介されています。何だか懐かしくもあり、照れくさくもあります。
関根一夫


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