歌声ペトラとは

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 1996年ごろになりますが、大塚野百合さんのお書きになった「賛美歌・聖歌ものがたり」(創元社 1995/12出版 ISBN:4422143530)という本の中に、現在多くの教会で歌われている賛美歌や聖歌の作者の中には、生涯に1,000曲、2,000曲、3,000曲もの賛美歌を作られた方がいることが書かれてありました。それは私に衝撃をもたらしました。もっと日常的に賛美歌が生まれる心、それを持ちたいと思ったわけです。まずは1,000曲か・・・・、と心に思い始めたある日のこと、私がクリスチャンになった頃、色々とお世話になった関根一夫牧師と会う機会がありました。関根先生は自らもギターを弾いたり、歌ったり、訳詞を手がけたりしたことのある方なので、実際はちょっとひやかし半分で「先生も昔の賛美歌の作者達のように、1,000曲とか作ったらいいじゃないですか」と言ったところ、「いいよ! じゃ岩渕君さ、曲つけて」という思わぬ展開となり、私は「い、いいですよ」と答えたのです。これは野火止街道沿いにあるアイホップでの出来事。
  それから早速、私達の歌作りが始まりまして、一夫先生からメールで詩が送られてくるようになりました。ほぼ一月に1曲のペースで作りつづけています。自分達でいうのもなんですが、今まで聞いたことのない感じの賛美歌たちが生まれてきています。その歌を発表する場所として「歌声ペトラ」があるわけです。
  では歌声ペトラの集まりについて説明します。まずはマイクもなにも使わずに、集まってくださった方々と輪になるような感じで座ります。ソングリーダーは市原氏、涙のドラマーである市原氏は、ひとつひとつの歌に感動しながらリードしてゆきます。伴奏は西原氏のアップライトピアノと私のアコギ。会場の皆様には楽譜が配られ、もしも楽譜が得意な方ならば楽譜を見ながらハーモニーをつけたりすることもできます。即席のコーラスグループの練習日というような感じなのが「歌声ペトラ」です。
  30分ほど歌ったところで関根先生のお話。お話は20分ぐらいの短い時間ですが、一夫先生の生き様、というよりも神と共に生きることにハングリーな心にふれられる貴重な時間です。一夫先生は認知症の老人の方々のためのアートセラピーのチームでも働きをしているのですが、お話の中で、小さな出会いを大切にしていることがよくわかります。
  一夫先生のお話が終わったところで、私が作曲者として少しだけお話をするのですが、ほとんどお話をすることがなくお茶をにごして西原氏にバトンタッチをします。西原氏の歌唱指導は指導漫談とでも言うべきもので、息継ぎをする間もなく歌と笑いがおしよせるという、前人未到、天声人語、閉店直後というものです。この時間のファンも多いですよ。30分ほどで4声のコーラスができあがり、即席のハーモニーに、一同満足。
  そして締めは市原氏の涙のソングリード。最後のGOD BLESS YOUを歌う頃にはみんなお友達という感じになってしまいます。歌うことの好きな方はお気軽に「歌声ペトラ」に来てくださいね。待ってます!
By 岩渕まこと


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